ちょっとマニアなブログ

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曲作りについての独り言

最近いろんな人から作曲やアレンジの依頼を受けるようになった。

それに伴い各々感性の違いにいつもながら困惑する。

曲制作の依頼を受けたときは、基本的に骨格部分はピアノコードとピアノメロだけで送ることにしている。私自身の考えはこの構成で曲として成立しないような曲を作る気がないからである。

もちろんその時点でおおまかに全体像は見えている。たとえば民族性の高い曲であればどんなリズムでどんな音を入れようなど。

ただ依頼者にはそれが分からないようだ。具体的に言えないがイメージが違うとだけ。

音を変えるだけで、反応が変わる。 これまで固定の相手ではそんなことはなかった。

音素材など今は腐るほどあって、何を使うかなど全体決める時でいいのだが、どうしても最初に要求されるのがちょっと疲れる。

最初に入れた音が仮でも、依頼者はそのイメージの固執して、それじゃないとダメだと言うことも多々ある。アレンジする上で全体のバランスを見ながら適正な音を決めるのだが、なかなか難しいなと思うことも。

ただこんなことも勉強かと思ってすすめている。正直もうそろそろマネタイズする時期にもきているかと思うんだが、、 数年やってお金稼いでるミックス師よりスキルは積んできているんだが、この世界の深さも理解しているので、簡単にお金を貰おうなど思えないのも事実。

今巷にあふれるミックス師と言われる人たちに言いたいとしたら、この世界もっと奥深いからなめてかからないほうがいいよと。。

ボブクリアマウンテンやブルーススェーデンなど世界的なエンジニアの音やその世界観を知れば、自分ができてると言ってるのは単に最新のプラグインや機材を使って真似事をしているだけだと感じるよ。。。 なので毎日が勉強だと思う。

今短時間で曲のラフメロなどは仕上げることができるが、その背景には何千時間の消費がある。スキルの必要なことは時間単価が高いのは当然なんだと思う。